敗者のゲーム

     
敗者のゲーム

今回読み終えた本はこちら

「敗者のゲーム」

ページ数はおよそ300ページ程度(270ぐらい)です。内容は濃く、グラフなどを用いて記載されており、投資初心者の私ではまだ難しく感じる内容です。

読み終えて私がこの本から勉強となった教えは以下の通り。

(1)”投資はマーケットに勝とうとすることではない!個別のニーズに適した投資を実践することだ!”

 投資マーケットはランダムウォーク、過去の経験測とかあるが基本、どのように動くかわからないものとされてます。感情だけの勝つことにとらわれた場合、欲に捕らわれ自分を見失い、最悪すべてを無くしてしまう。

(2)個別のニーズとは次期(年齢)やその時の資産状況、家族構成、長期/短期など個人の方針があるため、それにもあった目標を立てること

 現在の投資方針を明確にする。長期/短期投資するか、1回の投資でどの程度金額をするのか、自分の資産状況など加味して無理のない運用が望ましい。

(3)”投資は点で見ないこと”

  群衆心理で一喜一憂せず自分が定めた方針(ポートフォリオ)に沿って進めること

 点で見てしまうと人間の心理として、大きく損をしたくないと思い損切を速めてしまうことあったり、少しの利益だけで確定してしまい方針が崩れてしまう。

(4)投資は一度に多額の金額を入れる必要はない。少額でも積み立て、長く継続させることが良い。 

  月々 少額でも投資に充てることで、5年、10年、20年進めることで、貯金するだけより最終的な利益が大きい。また、少額の場合、株価のタイミングも異なるため、大きな損益も出ることはないと思われる。

(5)”お金がすべてではない”

 ”お金がすべてではない” については、お金だけでは幸福とはならず、ビルゲイツやウォーレンバフェットなど富裕層は、社会へ還元することが幸せ(心を満たす)1つとなるというとのこと。

 個人的に1つの考えとしてはあると思われるが有り余るお金があった上でわかるものだと…。

主に上記が読み終え残った内容です。

全体的には、投資初心者の私にはまだ難しい内容の部分も多々ありましたが、その中でも勉強に残る内容はありました。(主に上記)

投資の経験を積んである程度たった時に再度読み直すことで新たな発見があると感じます。

一度は読んでも損はしない本です。