1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました
- 2020.01.14
- book
今回読み終えた本はこちら
「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」
ページ数はおよそ430ページのちょっとボリュームがある本です。
そもそもお金持ちってどのよな人?
どのようにして資産を増やしたのか?
お金持ちになれる人の共通点はあるのか?
などを著者のトマス・J・スタンリーがお金持ちへ質問しまとめた一冊です。
お金持ちの定義として「 100万ドル以上ある資産家 」が対象です。
本書の中では、サラリーマンでお金持ちになった人は少なく、大半が自営業(経営者)、弁護士、医師などの方たちが大半を占めているとのとのことです。
私も会社に勤めているサラリーマンですが、なぜ金持ちになれないのか?
私が本書から読み取った上で以下が必要な事柄と感じます。
(1) 勇気のない人に資産は築けない
やりたいことに躊躇せず行動に移している。失敗する可能性ありますが、行動した結果からリスクを小さくしています。現状維持ぜず常に変化あるものとして考えている。
(2) 自分を律する精神力
決めたことをやり遂げるまで継続できること。
(3) 優れたリーダーシップ
自分を信じ行動していること。ただし、傲慢ではなく人のアドバイスもうまく活用し、仕事を行っている。
(4) 粘り強い精神力
失敗をしても、凹まず次のSTEPへ進める精神力
サラリーという安定を求めてしまうもの、マインドとして切り開く気持ちが大きく必要なことと読み取れました。
また、お金持ちに該当する方は以下の5カ条が共通されるとのことです。
・誠実:誰に対しても正直にあること
・自己鍛錬:自分で自分をコントロールすること
・社会性:人とうまくやっていくこと
・配偶者の支えがあること
・勤勉:普通の人より一生懸命に働くこと
他でもそうですが、勤勉であるということが大きいと思います。ただし、やみくもに勉強しておらず、方向性を定めて取り組んでいる方が多くいるように本書から読み取れました。
本として読み応えは十分です。いくつか成功者がどのような経緯で成功したか物語もあるので、読み易く、現在の自分とでマインドが根本的に違うとこがわかりました。個人的に求められるマインドに近づくよう努めたいと感じられる本でした。
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